ENGLISH SITE よくあるご質問 お問い合わせ 資料請求 プロショップログイン

FIND WAY OF ENJOY
SUNGLASS LIFE

TALEX JOURNAL

登山シーンでメガネが必要な方へ

登山を楽しむ際、普段メガネをかける方にとってはサングラスとは縁のないものだとお思いではないでしょうか?

・登山の時はサングラスをかけるためにコンタクトをするけど、普段はメガネを着用しているからコンタクトだと目が疲れてしまう気がする。

・度数付きサングラスにするか、コンタクトでサングラスをするのか迷っている。

このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みをお持ちの方へおすすめの方法をご紹介いたします。これであなたの登山スタイルに合ったサングラスの使い方を考えてみてください!

目次

度数付きサングラスのメリットとデメリット

コンタクトとサングラスの併用

メガネ×サングラス -オーバーグラス編-

メガネ×サングラス ―クリップオン編―

メガネ×サングラス ―シーザーフリップ編―

まとめ

度数付きサングラスのメリットとデメリット

サングラスは度数なしのものだけではなく、度数を入れることもできます。そう、普段メガネをかけている方も度数付きでサングラスを作ることが可能なのです。

度数付きサングラスを作った時のメリット・デメリットをご紹介いたします。

【メリット】
・視界が広い。
・メンテナンスがしやすい。
・コンタクトレンズを付ける必要がない。
・オーバーグラスやクリップオンなど、重ねてかける必要がない。

度数付きのサングラスを作ってしまえば、そもそもコンタクトをつける必要もありませんし、オーバーグラスやクリップオンも必要ありません。いつものように眼鏡をかける感覚でサングラスをかけられるので違和感がありません。なにより見た目もかなりスッキリします。

【デメリット】
・値段が高い。
・度数が変わるとレンズ交換が必要。
・急な天候の変化や夕方など、暗くなってしまった場合はかけ替えが必要。
・レンズが湾曲しているフレームの場合は、見え方に影響が出る。

度数付きの場合はお値段が高いのがボトルネック。やはり、万が一のことを考えると透明なレンズが入った眼鏡を予備として持っておくのが良いでしょう。レンズの湾曲が強いフレームを度数付きにする場合は、足元の遠近感が変わってしまう可能性があります。登山で使用する際は要注意。購入する前にしっかりとチェックしましょう。

普段メガネをかける方にとってのメリット・デメリットをあげてみました。どちらが良い、というものではなく個人個人に合った使い方があると思いますので、ぜひお選びされる際の参考にしてみてください。

コンタクトとサングラスの併用

コンタクトとメガネを使い分けている方に、コンタクトとサングラスを併用した場合のメリット登山でコンタクトを使用する場合のデメリットをご紹介いたします。

登山の際、サングラスを度数付きにしてしまった方が良いのか、コンタクトの上から度数なしのサングラスを着用した方が良いのか、悩まれる方が多いと思います。そういった方にはぜひ参考にしていただければと思います。

 【コンタクトとサングラスを併用した場合のメリット】

・サングラスを必要としないシチュエーションでは外してしまえば良い。
 →度数付きのサングラスにした場合、メガネへかけ替える必要性があります。

・レンズに度数が入らないため軽い。
 →度数が強い方はレンズがかなり厚くなってしまいます。

・レンズカーブ(6カーブ、8カーブ)のスポーツサングラスをかけることができる。
 →湾曲したレンズに度数を付けた場合、視界に歪みが発生したり距離感が変わるなど、違和感が出る方もおられます。ですが、コンタクト×サングラスの場合、見え方はほとんど変わりません。(稀に違和感が出る方もいらっしゃるので、購入する前に確認しましょう。)また、近視が強い方や遠視の方は、湾曲が強いレンズには度数を付けられない場合もありますので、その際はコンタクトを選択するのが良いでしょう。

 【登山でコンタクトを着用する場合のデメリット】

・砂埃が目に入る。目の乾き。
 →こちらはサングラスをかけることで予防できます。

・衛生上に問題がある。
 →指を使っての付け外しが必要ですが、綺麗に手を洗うことができない場合が考えられます。

・標高の高い山や雪山では保存液が凍ってしまう可能性がある。
 →山小屋やテント泊では、凍らせないようシュラフの中や胸ポケットで保管するなどの工夫が必要です。

・そもそもコンタクトを利用していない人にとっては慣れる必要がある。
 →鏡なしでもコンタクトの付け外しができるよう慣れておくと便利です。

メリットとデメリットを考え、コンタクトとサングラスを組み合わせて使うと良いでしょう。また、紛失してしまった場合や、どうしてもコンタクトをつけることができない場合のためにも、予備のコンタクトやメガネを持っておくことをオススメいたします。

メガネ×サングラス -オーバーグラス編-

どうしてもメガネが手放せないという方へ、オーバーグラスを着用して登山をする際のメリット・デメリットをご紹介いたします。「メガネだからサングラスをかけられない」「登山の時はサングラスをかけるためにコンタクトを着用している」というお声はよく聞きますが、オーバーグラスをかけることで普段のメガネをそのまま活用することが可能になります。

【メリット 
・いつもの使い慣れたメガネを使用できる。
・サングラスが必要のないシーンではサッと外すだけで良い。
・メガネが変わっても使用できる。
・度数付きのレンズに比べるとコストがかからない。
・度数が変わっても、メガネの度数を変えるだけで良い。

注目すべきは、慣れてしまえば使い勝手が良いという点と、度数付きのサングラスを作るよりも価格を抑えられるという二点。基本的には、樹林帯などサングラスの必要ないシーンではいつものメガネで行動できますし、森林限界に近づき、眩しさを感じたらオーバーグラスをメガネの上からかけるだけ。必要なければサッと外してしまえば良いのです。また、サングラスを度数付きにするとお値段が高くなりますが、オーバーグラスは度数なしのレンズですので、度数付きのサングラスに比べると価格を抑えられるのも嬉しいポイントです。

【デメリット
・オーバーグラスの形状やレンズによっては、相手から二本かけているのがわかってしまう。
・メガネを包み込む形状になっており、空気があまり通らず曇りやすい。
・汗がレンズに落ちた時は、二本とも外しクリーニングする必要がある。
・下にかけるメガネが大きすぎると、オーバーグラスをかけられない。

一般的なオーバーグラスは、汎用性を高めるため大きなサイズのものが多いですが、最近は小ぶりでスタイリッシュなタイプも増えてきました。その点、下のメガネが大きすぎるとオーバーグラスが入らなくなってしまうのでサイズ感の確認は必須です。また、場合によっては下のメガネが透けて丸見えになってしまう可能性もありますが、レンズのコーティングをミラー加工にすればサングラスの中が見えにくくなるので、二本かけていることをわかりにくくすることもできます。

メリット・デメリットを列挙してみましたが、TALEXPROSHOP&SHOWROOM TALEXにご来店くださるお客様の傾向としては、普段メガネで登山されている方は、まずオーバーグラスを試される方が多いかと思います。お値段もそうですが、ただメガネの上からかけるだけですので、その使い勝手の良さからオーバーグラスを選ぶ方も多いです。

メガネ×サングラス ―クリップオン編―

メガネの上から挟み込んで取り付ける、クリップオンをご紹介いたします。

メガネのフロントパーツに取り付けることのできるサングラス。

登山においてのメリットとデメリットをご紹介いたします。

【メリット】
・いつもの使い慣れたメガネを使用することができる。
・メガネの度数が変わっても使用できる。
・度数付きのレンズに比べるとコストがかからない。
・ザックの中から物を取るとき等、サングラスが必要ないシーンで跳ね上げることができるので、サングラスの保管場所に困らない。
・オーバーグラスのようにメガネを覆ってしまわないので、低山などで暑く、汗をかくシーンでも曇りにくい。

【デメリット】
・風の巻き込みや、横から光が入ってくる可能性がある。
・メガネのフロントパーツに取り付けをするので、下を向いて歩く場合は重さでメガネがズレてくる可能性がある。
・メガネのレンズに挟むので、レンズのコーティング剥がれに注意が必要である。
・メガネのサイズにある程度合った大きさでなければ、デザインに違和感が出る。
・クリップ部分の取り付けパーツが目立つ。

注目すべきは価格が抑えられる点と、いつものメガネの視野を保つことができる点です。藪漕ぎなどのレンズに傷がつきやすいフィールドで使用して傷がついてしまっても、レンズ交換のコストを抑えられます。

また、覆うタイプとは違い視野が広いので、落石や落雪の危険性がある所でも、周りの雰囲気をつかみやすいというメリットがあります。

メガネ×サングラス ―シーザーフリップ編―

メガネの上からパーツを引っ掛けて取り付ける、シーザーフリップをご紹介いたします。

クリップオン同様、メガネのフロントパーツに取り付けるサングラスです。画像をよく見ていただくとお分かりいただけると思いますが、レンズの周りにフレームがなく、スッキリしているのが特徴です

【メリット】
・普段かけているメガネを使用することができる。
・メガネの度数が変わっても使用できる。
・メガネのレンズと同じ形に加工するので、デザインの違和感が少ない。
・いつものメガネと視野の広さは変わらないので、周りの雰囲気がつかみやすい。
・サングラスが必要ない場面では跳ね上げることができるので、サングラスの保管場所に困らない。
・オーバーグラスのようにメガネを覆ってしまわないので、低山などで暑く、汗をかくシーンでも曇りにくい。

【デメリット】
・風の巻き込みや、横から光が入ってくる可能性がある。
・メガネのフレーム、レンズを挟んでいるので、レンズのコーティング剥がれや傷付きに注意が必要である。
・取り付けに少し慣れが必要。
・汎用性がない。

こちらのシーザーフリップは取付金具も細く、メガネがダブルブリッジの様なデザインに見えるので、見た目もスタイリッシュです。しかし、登山では手が汚れている場合が多いので、取り外しや跳ね上げの際は、直接レンズに触れ傷がつかないよう注意が必要です。

まとめ

あなたに合ったサングラスの使い方は思い浮かびましたか?

どんな方法にもメリット、デメリットがあり、登山のジャンルによっては適さない物もあるかと思いますが、登山スタイルに合わせたサングラスの使い方や少しの工夫でデメリットもそう感じなくなることがほとんどです。

これらを参考に、是非ご自分の使い方に合った方法を考えていただければと思います。

最後に。
登山に置いてメガネの予備は必需品です。度数付きにすれば一本で大丈夫。というわけではありません。もし予定がずれ込み日が暮れてしまった場合、行動できません。そんな事を避けるためにも、度数が必要な方は予備のメガネをカバンに忍ばせておいて下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このブログ記事を書いたスタッフ

中野 高彰TAKAAKI NAKANO

  • 趣味/ロッククライミング・スキー
  • 好きな場所/富士山
  • チャームポイント/えくぼ

このスタッフの記事一覧へ